ロストアークの必要スペック(日本)
2020年7月(CBT)時点
項目 | 必要 | 推奨 |
OS | Windows8.1 / Windows10(64bitOSのみをサポート) | |
CPU | Intel i3以上 AMD Ryzen 3以上 |
Intel i5以上 AMD Ryzen 5以上 |
グラフィック | GeForce GTX 460以上 | ◆1080P FHD GeForce GTX 1050 ◆1440P QHD GeForce RTX 2070 ◆Ultra Specs(4K、UHD) GeForce RTX 2080 |
ストレージ空き容量 | 50GB 以上 | |
RAM | 8GB以上 | 16GB以上 |
DirectX | DirectX 9.0c以上(2010 June) |
標準的なFHD環境の推奨最低ラインがGTX1050なので、要求グラフィックは低いですね。本当に1050でストレスなく動くのかは不明ですが。
以下は参考まで。
ロストアークの必要スペック(韓国)
韓国公式サイトに掲載されているスペック表は以下の通り(2020年7月現在)。
項目 | 最小 | 推奨 |
OS | Windows 7 SP1以降(64bitOSのみをサポート) | |
CPU | Intel i3以上 AMD Ryzen 3以上 |
Intel i5以上 AMD Ryzen 5以上 |
グラフィック | GeForce GTX 460以上 | ◆1080P FHD GeForce GTX 660 GeForce GTX 1050 ◆1440P QHD GeForce RTX 2070 ◆Ultra Specs(4K、UHD) GeForce RTX 2080 |
RAM | 4GB以上 | 8GB以上 |
DirectX | DirectX 9.0c以上(2010 June) |
表を見て分かる通り、GeForceグラフィックを基準に最適化されていると思われます。
最低ラインGTX 460 ってどれくらい?
2010年頃に発表されたGPU。GTX400シリーズのミドルレンジ。
- ベースクロック675MHz
- グラフィックメモリ768MB/1GB
RadeonならR7 250X、HD 7770、HD6870あたりと同格と思われる。
ロストアークのベンチマーク(後述)では、負荷が軽いシーンでもFPSが60を下回ると思われる。高負荷時は平均30を下回る可能性が高いため、最低ラインとはいいつつ実用に耐えないレベルかも。
ここ数年以内に購入したミドル以上のゲーミングPCであれば、おそらくクリアしている基準だろう。
今からPCやグラボを購入するならGTX 1050, 1060 などの GTX 10シリーズ以上が基本になると思われるので、最低ラインは余裕で超えられる。
推奨GTX 660 ってどれくらい?
2012年頃に発表されたGPU。GTX 600シリーズのミドルレンジ。
- ベースクロック980MHz
- グラフィックメモリ2GB
ロストアークでのベンチマーク(後述)では、GTX 950 あたりと同等のスコアになる模様。
Radeonなら、R7 370やR9 270と同等のスコア。
低負荷時は最低FPS60程度でヌルヌル、高負荷時も最低FPS30程度は確保できる模様。
また、GTX660と並べてGTX1050 も挙げられているが、これはおそらく最近のPCを考慮してのものだろう。実際の能力はGTX660と1050ではかなりの差がある。低負荷時は両者ともほぼヌルヌルだが、高負荷時はFPS10ほどの差がでるかも。
GTX1050は現在基準ならローエンドなので、これからゲーミングPCを購入する人は意図的にグレードを下げない限りはどこで買ってもGTX1050以上であるのが普通だろう。
これからグラボを買うなら?
グラボの性能表などはネットを探せばいくらでも出てくるのでここで敢えて検討することはしないが、ロストアークでのベンチマークデータを発見したので参考までに紹介しよう。ロストアーク基準でグラボを検討する人にとっては有力な情報かもしれない。
※ロストアークには公式ベンチマークプログラムは無いので、下記データが具体的にどのような場面で計測したものかは不明。
まず、前提としてロストアークのゲーム設定は全て最高設定、フルスクリーンで行われている。

以下はロストアークのOBT(2018年12月)時点で合計74種のグラフィックボードで最小FPS、平均FPSを計測したデータ。
前提として、CPUはCore i7-7700K、RAM8GBx2、ゲームオプションは全て「最高」、解像度は一般的なFHD(1920×1080)。
テスト区間Aは特にグラフィック負荷が高い状況でのスコア、テスト区間Bは比較的グラフィック負荷の少ない状況でのスコア。一般的なフィールド狩りや単純な移動では区間Bを参考にすべし、とのことである。
*和訳部分はあとから管理人が重ねたもの。

MMORPGの特性上、数多くのモンスター/ユーザが集まる状況+スキル効果が飛び交う状況では、CPUの性能が相対的により重要なファクターとなる。したがって、本ベンチマークの結果はロストアークのプレイ時に期待できる最終的なフレームを直接代弁するものではなく、ローストアークが要求するグラフィックスカードの性能を比較的高いレベルの基準を適用して分析した資料であると理解していただきたい。
ベンチマーク資料のまとめ
必要グラフィック水準は低め
区間Bを見ると、古いGPUでも平均FPSが60を超え、最小FPSも30を下回ることがないため最高オプションのままで楽しめる層は多そうだ。
区間Aを見ると、推奨環境のGTX1050でも、平均FPSは60程度かそれを下回る可能性があることが分かる。ゲームに支障が出るほどではないが。
よって、「推奨」されているGTX 1050は「最高オプションで快適に遊ぶための最低ライン」という意味と解釈できそう。
RTX 2080 / RTX 2070 は圧倒的優位ではない?
RTX 2080 / RTX 2070 は、GeForceの10シリーズに比べてそれほど印象的なパフォーマンスを示していない。
RTX 2080:一般的に最新のゲームでは GTX 1080 Ti を凌駕することが知られているが、ロストアークでは GTX 1080 Ti よりも低い性能を記録。
RTX 2070:GTX 1080 より少しだけ優れた性能を示しただけであった。
Radeonはパフォーマンスが落ちるかも
公式に発表されている動作スペック表で一切触れられていないRadeonグラフィックについては、実際にパフォーマンスが芳しくない結果となっている。
一般的に互角のパワーを持つ GTX 1060 6GB vs RX 580 8GB の観点では、GTX 1060 6GBのほうが確かに良い性能を示しており、RX 580 8GB は GTX 1060 3GBレベルかそれ以下(GTX970と良い勝負?)の地位に留まっている。
ロストアークは旧式のDirectX9 を使用している点も一応書いておく。
※CBT以降にDirectX11をサポートするという発表はあったものの、現在もその件については音沙汰がない模様