聴覚障害ユーザのため力を合わせレイド攻略、開発元「誇りに思う」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ロストアーク開発元スマイルゲートは3月24日、公式サイトを通じてユーザーが力を合わせてコンテンツを楽しむ様子を伝えました。

(以下、翻訳)

この話題は、3月2日に韓国コミュニティに投稿された「デビルハンター ビアキスノーマル ノーディスコードクリア」というタイトルの記事が発端となりました。

軍団長レイド「ビアキス」ノーマル難易度を攻略するには十分なキャラクタースペックに到達しているにもかかわらず、聴覚障害のためにボイスチャットの利用が困難であるという制約からパーティーに参加できずにいて困っている、という内容でした。

ロストアークの新規軍団長レイドは高難易度で設計されたエンドコンテンツのため、ボイスチャットを利用して効率的に攻略を進めることが普通となっており、最近追加された「ビアキス」についても同様です。

▲最新のエンドコンテンツである軍団長レイド「ビアキス」

記事が投稿されたあとから、パーティー参加に関するアドバイスが相次ぎ、多くのユーザーが関心を寄せただけでなく、より積極的な支援に乗り出したユーザーもいました。

あるユーザーが、聴覚障害を有するユーザーを助けるレイドパーティーを募集するという趣旨の記事を掲載。そしてこれに賛同したユーザーで攻撃隊が結成され、最終的には見事、ノーマルモードクリアという成果を達成しました。

支援を受けたユーザーへのインタビュー

今回の話は多くのユーザーの心を温めました。ご感想を。

プレイ中、コミュニケーションの難しさからいらいらさせるような場面もあったのではないかと思いますが、最後まで楽しい雰囲気で一緒にいてくださいました。参加された方の中にはハード難易度をクリアされている方もいて、一週間分のコンテンツを放棄するのは簡単なことではなかったと思います。私のために快く助けてくれた皆さんに心から感謝します。

最初の投稿の当時、プレイ中に困難だったことは?

新規レイド攻略序盤は、ユーザー間のコミュニケーションが重要であるということでボイスチャット使用パーティーがほとんどです。まずボイスチャット無しのパーティーを探すこと自体が難しかったです。ボイスチャットなしでプレイするためには、懸命に他の人の動きを見て真似してパターンを学ぶ必要があります。私なりにいくつかのパターンは事前に確認して努力し、少しずつ上達できました。

ボイスチャット無しでクリアするのは容易ではなかったようですが、他の方と一緒にプレイした状況についてはどうでしたか

私はボイスチャットを使用することができませんでしたが、他の方々にはコミュニケーションを図ってもらいながら攻略を進めました。
誰かがピンを刺してくれれば私はそれに従いパターンを学びました。

今後の課題については?

実は、その後ハードモードもクリアすることができました。来週も引き続き募集をしてハードモードに挑戦しますが、一度クリアをしたという意味では一次的な目標は達成したと思います。

今後の軍団長はさらに難しいでしょうし、特に疫病軍団長イリアカンでは「協調が最も重要」と発表されていますから、私にとってはビアキスとは別次元の高難度レイドになると思います。それでも諦めずに挑戦してみたいです。

これからのロストアークに望むことは?

ビアキスレイドについては、いざプレイしてみると聴覚障害が大きなハンデになることはなかったです。コンテンツが本当に多様で、時にはアップデートのペースにユーザーが追いつかない場合もあるようです。ユーザーの不便と希望を反映して継続的にパッチをリリースしているので、大きく望む点はありません。良いゲームを作ってくれてありがとうございます。

スマイルゲートは、「聴覚障害の困難を勇気を出して共有いただいた冒険者様、そしてその困難を克服するために集まってくださった冒険家の皆さんの温かい心に賛辞を送る」と所感を伝えました。

また、「今回のことを通じて、ローストアークが「冒険家たちと一緒に作っていくゲーム」ということを再認識した」とし、「ロストアークがより良いゲームになるよう、今後も努力する」と付け加えました。

タイトルとURLをコピーしました